今日は4月最後の日です。
4月といえば、最初に思い浮かぶのは「お花見」です。
染井吉野の美しさは、私たち日本人には特別なお花のように思います。

ご病気や障がいのために、外出がしにくくなっている皆さんには、
この「お花見」も容易ではありません。
そこで、私たちは、この時期、通院や所要でお出かけされる
利用者さんのご希望に合わせて、
いつもより、ほんの少し遠回りして、お花の美しいルートを選び
「車からお花見」のお手伝いをすることがあります。
あるメンバーから次のような感想が寄せられました。
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「福祉車両からの桜の花見」
3月の下旬に、両足の不自由なご高齢のご婦人の、
通院のお手伝いをした帰りに、
桜ヶ丘駅及び高座渋谷駅の西側に位置する引地川沿いの、
『千本桜』という桜の名所にお連れしました。

日頃車椅子での生活で、外出も通院以外あまり外には出ていないし、
千本桜にも最近は行っていないというお話でしたので、
開花には少し早く、蕾が大分膨らんだ薄ピンク色の状態でしたが、
引地川の両岸を福祉車両に乗ったままユックリと走り、
桜と水仙等の花を見て大変感動して頂きました。
桜の時期なのに外出もままならず、病院の往復だけではと思い、
お声を掛けたところ気持ちよく「お願いします」というお返事で、
桜を見て大変喜んで頂き、私自身お連れして良かったなと思った一日でした。
今年は、あっという間に咲いてあっという間に散ってしまった桜です。
私も、家の近くの公園で、枝垂桜と
花が散った染井吉野の花のじゅうたんに感動して、写しました。

まだ若木のこの枝垂桜は、ピンクの色も濃く、まるでかんざしのようでした。

日々蕾が膨らむさまを楽しみ、散り際を楽しみ。
桜は、ほんとうに日本人に愛されているお花だと思います。